2025年6月26日、京都信用金庫 松井山手支店さまにて
チームコミュニケーションセミナーを開催させていただきました。
2年ぶり2回目の開催となった今回は、支店長をはじめとする9名の皆さまがご参加。
人事異動を経て新しい体制となった今だからこそ、「お互いを知る・理解する」ことを目的に、
全2回構成のうち第1回目を実施しました。

コミュニケーションで必要な「自己理解」と「他者理解」
セミナーでは、パーソナルスキルカード60枚のカードを使って「自分を表すキーワード」を選んでいただき、
価値観や思考の違いを共有するワークを行いました。
特に印象的だったのは、世代によって選ばれるカードが異なること。
若手社員の選んだキーワード

「洞察力」「気遣い」など、人や場をよく見る力に関するカードが多く選ばれました。
背景には、空気を読むことが求められる現代社会や、SNS時代に育ったからこその「見られ方」「発言の仕方」への意識が若いひとたちにはあります。
ベテラン社員の選んだキーワード
一方でベテラン社員の方々は、いくつかカードを選ぶ中で1枚入っていたのが
「バランス」「自然体」「調和」といった緑のカードを多く選ばれていたのが印象的でした。

緑には、穏やかさや落ち着き、そして人間関係を大切にする“安心感”の表れです。
経験を通して余裕や親しみやすさが自然ににじみ出ておられました。
接客における「寄り添い方」も人それぞれ
「接客で大切にしたいこと」をテーマに選ばれたカードでは、全員が共通して
お客様に「寄り添う姿勢」大切にされています。
しかしその“寄り添い方”には、個性の違いがしっかりと表れていました。
黄色のキーワードがベースにある方は、
明るく前向きにお客様を楽しませるエンターテーナー。
「やらされるのではなく、自分からお客様を喜ばせたい!」という力強い言葉が。黄色の色彩心理には知識欲、好奇心、ひらめきという言葉があります。
一方でとても気遣いの一面を持つのも特徴的です
- グレーのキーワードがベースにある方は、控えめで押しつけない
丁寧な聞き手相手のペースを尊重しながら、自然体で安心感を届けられる方です。
- 青のキーワードがベースにある方は、冷静で誠実なロジカルサポーター型
誤解のない説明で信頼を得られるのが持ち味です。
同じ「寄り添う」でも、表現方法はさまざまです。
人との違いを知ることで、自分らしさの仕事の仕方も鮮明になります。
若手から出た「純粋」というキーワードも印象的
「純粋(白・数秘33)」というキーワードを選ばれた方もいらっしゃいました。
情報過多の今だからこそ、「純粋であること」は、強く柔らかい芯として心に響きます。

白の色彩心理には、理想・誠実さ・自分の感性を信じる力があります。
効率や損得よりも、“意味や価値”を大切にしたい。そんな想いがあるのかもしれません。
地域を「色」でとらえてみる
最後に、支店がある松井山手地区がどんなイメージかという問いかけも行いました。
参加者の皆さんからは、接客を通して地域の雰囲気を感じ取り、似た色を選ばれる傾向が見られました。
地域の特性や空気感を意識することは、お客さまとの関係づくりにおいてもとても大切です。
「どんな人に向き合っているのか」を考えることが、接客の質にもつながリます。
以下参加者様の感想です
松井山手支店様この度はご依頼ありがとうございました。